パリオリンピック開幕直前で、喫煙が発覚して体操日本代表を辞退せざるを得ない事態になってしまった宮田笙子さん。
宮田笙子さんの喫煙と飲酒発覚は、ほぼ内部告発が原因だと言われています。
宮田笙子さんが代表辞退した結果、補欠選手の補充はなく、体操女子団体戦は1人少ない4人のままで戦わなければいけないことになってしまいました。
このような結果を招いてまで内部告発した人の目的は何だったのでしょうか。
この記事では、
内部告発者が宮田笙子さんの喫煙はなぜバレたのか?狙いはなに?
という疑問に応えていきたいと思います。
宮田笙子の喫煙・飲酒を告発したのは内部関係者!
宮田笙子さんの喫煙と飲酒の密告から代表辞退に至った経緯は以下の通りです。
7月15日 | 合宿中のモナコにて、チーム関係者への通報 |
7月16日 | コーチを通じて宮田笙子選手本人に確認 ➡ 体操協会が宮田笙子選手に直接確認が必要と判断し、帰国を要請 |
7月18日 | 宮田笙子選手が日本に帰国。協会による聴取の結果、本人が喫煙飲酒の事実を認める |
7月19日 | 緊急会見にて協会が宮田笙子のオリンピック代表辞退を公式発表 |
オリンピック直前合宿先のモナコにてチーム関係者への通報があったということから、
通報者は同合宿に参加していた人物、あるいは内部関係者に近い人物
であると予想できます。
協会側も会見でその質問に対し、
否定はできない。内部の通報者ということは、現地で通報を受けた田中本部長から聞いているので、そうなんだろうと思っている。決して外部の誰かではないと理解している
スポニチ
と述べています。
内部告発者は宮田笙子の喫煙をなぜバレた?狙いは?
宮田笙子さん喫煙飲酒を今回告発した人物にはどんな意図や目的があったのでしょうか。
噂では以下の3点が理由だと言われています。
1. 嫉妬、妬み
競争の激しいスポーツの世界。
勝った負けたがはっきり出る世界で、体操で良い成績を修めてきた宮田笙子さんに嫉妬や妬みの感情を持つ人がいるのは容易に想像できます。
何かを良くしたいという目的ではなく、単純に宮田笙子さんを貶めることが目的
と、内部告発者の目的をみている人が多い様です。
もし宮田笙子さんに強い嫉妬感情のある人物が、彼女の喫煙飲酒の事実を知ったら。。。
言い方は悪いですが、
嫉妬で人を実際に貶めるのは肯定できることじゃないけどね…。
密告の時期がよりによってオリンピック開幕直前という、
宮田笙子さんにとってはこれ以上ない精神的ダメージとなる時期だったことから、
宮田笙子さんに対する強い嫉妬・妬みを持つ人が密告者で、
宮田笙子さんを貶めることが目的だったと考えている人が多いようです。
タイミングをわざと直前にしたんじゃないかな
ダメージがマックスになるように/匿名(ガールズちゃんねる)
この手の告発は相手のダメージが一番大きいとき狙って公表されるから、前もって知っていても温めていたかも。/匿名(ガールズちゃんねる)
2. モラル的に許せなかった
スポーツにまっすぐに精進してきた人にとっては「ルールの遵守」はとても大切にしている精神規範の1つ。
競技中のみならず、日常生活すべてにおいても規律を守ることを大事にしている純粋なアスリートは多いでしょう。
その正義感が強い人が宮田笙子さんの喫煙飲酒を目撃したら、
損得勘定抜きでルール違反を通報せずにはいられなかったと考えられます。
「スポーツマンシップ」という言葉は、競技の勝ち負けや優劣だけでなく、倫理観やマナーなども含んでいます。
スポーツマンシップの精神からしても、見逃すべきではないと考えた結果かもしれません。
3. 宮田笙子さんがいることで女子体操チームの雰囲気が悪かった
一部で宮田笙子さんのかねてからの素行の悪さを指摘している声があります。
と思って告発したことが考えられます。
今回の宮田笙子さんに対する処分も、
一発レッドカードに見えるけれども、過去に数回のイエローは出ていただろう
という声も。
素行が悪い選手がチーム内にいることで士気に影響していた可能性は否定できません。
関係者によると、宮田に対して以前から素行の悪さを問題視する声があり、
喫煙について「過去に厳重注意を受けていた」との証言もある。
スポニチ
合宿先などで、宮田笙子さんは他選手から同室を拒まれていたという情報も出ています。
堪忍袋の緒が切れる何かがあったんじゃない?
同室になると飲酒をすすめてくるから他の子たちが同室になりたがらないとか言われてたし/匿名(ガールズちゃんねる)
長い合宿生活だと生活習慣やペースが違う人と同室だと辛いものですよね。
仮に宮田笙子さんとの同室が拒まれていたのだとしても、それがイコール喫煙飲酒とは限りません。
音楽を大音量で流す習慣が合わなかったり、いびきがうるさくて嫌だ、などなど考えられる理由は様々です。
宮田笙子さんは、今回のオリンピック女子体操チームのリーダーでした。
リーダーはチーム全体を率いる存在で、模範でないと他選手が付いてきません。
体操競技では団体戦でのメダル期待が非常に高く、リーダーの存在は重要です。
リーダーの規律違反はチームの雰囲気に悪影響があったと考えられます。
宮田笙子さんの代表辞退で、日本体操女子チームの戦力は実質かなり厳しくなったのは事実です。
今回の内部告発が女子チームの成績向上を考えてのことだったとは考えにくいですが、
どの選手・関係者も大舞台目前で精神的にきつくなっているこの時期に、我慢の限界がきてしまったのかもしれません。
まとめ:宮田笙子の喫煙はなぜバレた?内部告発者の狙いは嫉妬の腹いせが濃厚か?
女子体操団体のエースが開幕直前で代表辞退に追い込まれるという、あまりに影響の大きい内部告発は世間に大きな衝撃を与えました。
告発者が当初見込んだ通報の狙いを果たした結果、
ここまでの大問題になるとは予想していたのか、現在どう思っているのかは知る由もありません。
しかし日本の法律的にも日本体操協会の規約的にも宮田笙子さんの違反は事実で、
内部告発者が悪いことは何もしていないためプライバシーは守られるべきでしょう。
このような事態になる前に、大人が宮田笙子さんの教育と管理を徹底できていたら、と悔やまれてなりません。
今後に生かされることを期待したいです。